メーター☆ライダー

船は無事に伊豆大島につきました。「岡田港」というところです。

ん？岡田？？

…「元町港」じゃ…ないの？


はい、ここで試験に出るポイントですよー。必ず出ます。
大島には港が３つあります。主にフェリーなどが着くのは
「岡田」と「元町」のふたつです。


←大雑把な地図だけど
これだけわかってれば大島は制覇できます（マジ）

私は事前情報から、元町が栄えてると判断し
元町にホテルをとりました。

というか、岡田港があるなんてのは
乗船してから知りました。

到着してからの予定は元町からのスタートを
想定してのものでした。



ここどこだべさーっっwww


とりあえず着けばなんとかなる、と気楽に考えてた私に
いきなりの試練。落ち着いて考えよう。と思ってるのに

「元町行きのバスもうすぐ着きまーす！」
「三原山行きのバスもうすぐ着きまーす！」
ちょ、待ってw　↑船の到着にあわせたダイヤなんでしょうね

バスの本数は少ない、というのは知ってます。
このバスを逃すと一時間以上はここにとどまることになります
（ちなみに近場には何もなし）
一旦ホテルにチェックインしてから動きたい…
でもこのバスに乗れば三原山に行ける…
しかし拠点の場所を確認してからでないと
もし夜になってしまったら知らない土地では迷うのみ!!

元町行きのバスに乗りました。

あ、港には船の到着を狙ったレンタカーの業者さんがわらわらいるので
運転できる方は船おりてすぐレンタカー借りられますよー。
…ペーパードライバーなんですよスミマセン…

元町に着いて、一息ついてたらバスに乗ってた皆さんは
いつのまにか消えていました。
皆どこ行ったんだ…　とりあえず観光客についていこう作戦は失敗だった…（笑）

元町港も人の気配なし。がら～ん。
観光地って雰囲気ではない…ね。
写真撮っとけばよかったな。

ホテル方面（と思われる）にとぼとぼ歩いてたらレンタサイクル発見。
そうそう、自転車借りようと思ってたんだわ。
125ccくらいのスクーターもありましたが、
まだバイクに乗るのは抵抗があったのでママチャリを借りました。
一日1500円。借りた時間が遅かったので、次の日のお昼までOKに。
東京（内地）と同じ感覚だったんです…このときは…

ホテルに無事チェックイン、さてこれからどうしようか。
やっぱ一番の見所は三原山だよね。

ホテルのオーナーのおばちゃん（海外の方で日本語片言）に
「自転車で三原山行こうと思うんですけど」とたずねると

「ママチャリで!?大変ダヨー!!なーんでバイク借りなかったノ!!」

いや…三原山に行くつもりでママチャリ借りたわけじゃないんですけどね
結果的にこうなっちゃったわけで…
時間と心の余裕さえあればバスで行ったし。

2時間くらいかかるけど行けないことはない、
基本上り坂だけど帰りは早いヨ。との言葉に
現在の時間を確認、2時30分くらい。
まあ…日暮れまでに帰れれば。と、見切り発車で出発です。

いま思えばバス探せばあったかもしんない。
お金かかるけどタクシーで行けばよかったかもしんない。
だからバイク借りてればよかったかも…

いや、もうすんだことだ…


次回、地獄の合宿開始！お前は何部なんだ!?の巻。

私が借りた「２等和室」です。
この駐車場のワクみたいなのが一人分です（笑）
ここでゴロ寝するわけです。
でも天気がよければ皆デッキ行ったり
船内をウロウロしてるので（喫煙場所もあります）
常にみっちりってことはないです。
ある程度の人数ならこちらの方が
座敷気分で楽しめますね。

ちなみに「室」とは呼んでますが大部屋みたいなもんで
写真左上に少し写ってる仕切りと通路意外は全てコレです。
このワクを単純計算したら、ざっと全部で100人くらいは入るんじゃないですかね？




こんなのもあります。
私はこれは使用せず、
自分のコートを
かけ布団代わりにしてました（笑）




こちらが「２等椅子室」
まんま深夜バス的な。
リクライニングはするようですが
大荒れになった時には
完全に横になれる和室の方が
いいと思います。身をもって思いました（笑）


ちなみに「１等」「特等」などの違いは、上になるほど「個室」になるようです。
帰りは私は１等でしたが７人部屋。特等はたぶん２人部屋（１人も可能）だと思います。
あと特等は部屋が完全にホテルです（笑）ベットあるもんなぁー
東海汽船のHPで写真見れるので興味ある方はどぞ！


自販機コーナーもあります。
お菓子の自販機とかもあったり…
シャワールームがあるので、
タオルやシャンプーの自販機なんかもあったり…
中でも懐かしいのは





コレ。ご存知ですか？
カップラーメンの自販機ですよ。
私が子供の頃見たことある。
お湯も出るんですよね！








あ、お湯ダメみたいです（笑）
もう古いからなぁ…








イッツァ　カメリアー！
OH YEAH





古い大型デパートのにほひがします
基本的に豪華（？）客船っていっても船なので、
超キレイというわけでもございません（笑）
全体的に懐かしいです。





洗面所。トイレにあらず、
洗面台だけずらーっと並んでます（笑）
トイレと一緒のとこも別にあったんですけど
トイレと洗面所が別のも…なんでかな。
気分が悪くなる人が多数出たときの為？（笑）





なんのスペースかと思ったら。

なんだか物悲しい…
イラストがまた哀愁を誘います







外に出てみました
船っぽーい！






ここは下のデッキなので
上にあがってみます。
ちなみに最上階の
デッキ（甲板）は
乗務員専用で入れません。





うーみーはー
ひろいーなー

きもちいいです





まだ風は強いですが
陽も出てるし
悪くないです。







あっ！伊豆大島に着いたの？








ここで写真撮れます的な？
まだ船上でございます。





一通り船内も見学したので、ちょっと疲れたのもあり
和室にもどってレッツ雑魚寝。
和室内にはそんなに人はいませんでした。

お昼前ごろ目がさめました。
なんか揺れてるなー…そりゃあ船だもの…
と、横になってる背中からどっこんどっこん突き上げられる衝撃。
ちょっと強いんでないの？と、起きてみると
和室内にさっきはそんなにいなかった人が増えてました。
みんな疲れたのかな？ちょっと外に行ってこよう…

と、立ち上がろうとしたら立ってられない程の揺れ。
寝ぼけた頭もやっとさめて「これはただごとじゃない」と
よろけながら窓まで行ってみると、さっきは外が見えてたのに
閉鎖されています！デッキへのドアも開けられなくなってる。

上の階にあがってみると外が見える窓があったので、見てみると…


高波で外がまっちろ＼(^o^)／


いわゆる大しけってやつ？これは目を見張りました。
物凄い暴風雨で、でもたぶん時間的に海のど真ん中で。
天候が酷かったら途中で戻るかも、とは聞いてましたが…
これは戻るのも無理かと。

これはなかなかないチャンス、と
カメラを取りに和室まで戻ったんですが
戻った時点でもう気分が悪くて（汗）
何かに捕まってないと歩く事もままならなくて…
そのまままた寝てしまいました。

寝入るまでも大変で、説明するなら
ジェットコースターの上りと下りのふわっと感が
連発でくる感じでした(^^;)
これは椅子席だったら確実にやばかったです…
同じ値段ですし、和室オススメします。マジで。


と、次に目が覚めたら
天気も晴れて、無事に伊豆大島に着いてました！
いよいよ大島上陸です(^^)　　やっとか…（笑）

そうだ、伊豆大島いこう。

というわけでちゃちゃっと予約済ませて
3/21（日）8:30東京発大島行き客船「かめりあ丸」
に乗るべく、浜松町（竹芝）へゴーです！

ホントは前日深夜の便で出るはずでしたが
暴風雨のため欠航、次の日の朝便に
振り替えてもらったのでした。




JR浜松町駅から
少し歩きます。
竹芝通りとかいてありますねー

大島にはコンビニがないらしいので
道すがらコンビニでちょっと食料や飲み物を調達。




竹芝客船ターミナルですー
何回か来たことはあるけど
船に乗るのははじめてだ！
（ちなみにこのマストは飾りです）






こちらが私が乗る「かめりあ丸」。
他にもう一隻あるらしいです。
「さるびあ丸」だったかな？？











乗り込んだら、なんか壮行会みたいな集団が。
「○ちゃんがんばってー！」と、岸（竹芝）から声援がとんでます。
なんかの選手が乗ってるぽいですね。
と思ったら、私の真横にいるヘルメット被った男性が
○ちゃんのようでした。ヘルメットによせがきいっぱいされてた。
自転車の選手っぽい？大島で何かあるんですかね。



通路が
外されていきます。
飛行機と同じかんじ。
いよいよ出港ですー






レインボーブリッジをくぐって、
いよいよ東京脱出です。
前夜の大嵐とはうってかわって
このときは天気も落ち着いて
ほっと一安心でした。




…この時まではな…！


レポ、長いので何回かにわけますね。